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【ファミリーデーとは】社員の家族と絆を深める企業イベントの新定番

2025.06.02

イベント

社員と家族の絆を深めることは、企業にとって重要な課題です。家族が会社を理解し信頼を築くことで、社員のモチベーションや帰属意識が向上し、仕事の成果にもつながります。これを実現する取り組みとして「ファミリーデー」が注目されています。 ファミリーデーでは、社員の家族を会社に招待し楽しい時間を共有します。家族は仕事への理解を深め、社員は感謝を新たにします。本記事では、ファミリーデーの意義や成功のポイント、事例を紹介し、企業の発展を支えるヒントを探ります。

監修 管理本部 部長 石橋和将

イベントの企画から運営まで一貫して指揮を執り、幅広いジャンル・規模の案件に対応してきました。これまでに、国際フォーラムや業界展示会、企業向けセミナー、地域振興イベントなど、多様なイベントの統括・運営を担当。大規模なカンファレンスや就職イベント、スポーツ関連プロジェクトなどの進行管理にも豊富な経験を持ちます。

目次

  • ファミリーデーとは何か

    • ・ファミリーデーの定義

    • ・ファミリーデーの目的

    • ・ファミリーデーの実施状況と傾向

  • ファミリーデー実施のメリット

    • ・社員のモチベーション向上

    • ・会社への帰属意識アップ

    • ・仕事と私生活のバランス改善

    • ・社員の定着率向上

  • ファミリーデーを成功させるポイントと大手企業の成功事例

    • ・社員参加型の企画と多彩なプログラム

    • ・コミュニケーションの促進と安全面への配慮

    • ・株式会社DeNAの事例:過去最大規模のファミリーデーで社員の家族との絆を強化

    • ・株式会社JTBの事例:ファミリーデーで社員と家族の絆を深め、サステナビリティ経営の理解を促進

  • ファミリーデーで社員と家族の絆を深め、企業の発展につなげよう

ファミリーデーとは何か

ファミリーデーの定義

ファミリーデーとは社員の家族を会社に招待し、一緒に楽しい時間を過ごすイベントのことを指します。

社員と家族が会社で交流することで、家族が社員の仕事への理解を深め、社員は家族への感謝の気持ちを新たにすることができます。

ファミリーデーの目的

ファミリーデーの主な目的は以下の3点です。

・社員と家族の絆を深めること

・家族に会社への理解を深めてもらうこと

・社員のモチベーションと帰属意識を高めること

会社と家族が一体となることで、社員は仕事と私生活のバランスを取りやすくなり、会社への帰属意識が高まるのです。

ファミリーデーの実施状況と傾向

近年、ファミリーデーを実施する企業が増加しています。

一般社団法人日本経済団体連合会の調査によると、2021年にファミリーデーを実施した企業は全体の約30%にのぼり、前年比で5ポイント増加しました。

ファミリーデーの内容も多様化してきており、社内見学や体験型イベント、レクリエーションなど家族が楽しめるプログラムが用意されています。またオンラインでの開催も増えており、遠方の家族も参加しやすくなっています。

ファミリーデー実施のメリット

ファミリーデーを実施することで、企業と社員、そして社員の家族にさまざまなメリットがもたらされます。

社員のモチベーション向上

社員はファミリーデーを通じて、家族と一緒に働く場所や同僚との交流を体験することができます。

家族から仕事への理解と応援を得ることで、社員のモチベーションは大きく向上します。

また家族との絆を深めることで、仕事へのポジティブな影響も期待できます。

会社への帰属意識アップ

ファミリーデーによって、社員の家族は会社の雰囲気や社員の働く環境を直接感じることができます。

家族が会社に対して好印象を持つことで、社員の会社への帰属意識も自然と高まります。

会社と家族が一体となることで、社員は会社をより身近に感じ、仕事にも誇りを持てるようになることが期待できます。

仕事と私生活のバランス改善

社員が仕事と私生活のバランスを見直す良い機会にもなります。

家族と過ごす時間の大切さを再認識することで、社員は仕事と私生活のバランスを取ることの重要性に気づけます。

その結果、メリハリのある働き方ができるようになり、仕事の効率性も向上に繋がるのです。

社員の定着率向上

ファミリーデーを実施することで、社員の定着率も向上が期待できます。

家族から理解と支援を得られる社員は、仕事に対してより前向きになり、長期的に会社で働き続けようという意欲が高まります。

また、会社が社員の家族を大切にする姿勢を示すことで、社員の会社への信頼感も深まります。

以上のように、ファミリーデーは社員のモチベーションや帰属意識を高め、仕事と私生活のバランスを改善し、社員の定着率を向上させるなど多岐にわたるメリットがあります。

ファミリーデーを成功させるポイントと大手企業の成功事例

ファミリーデーを実施する際は、社員と家族のニーズを考慮し、適切な企画と運営を行うことが重要です。

ここでは成功させるためのポイントと、大手企業の成功事例を紹介します。

社員参加型の企画と多彩なプログラム

企画段階から社員を巻き込みアイデアを募ることで、社員のニーズに合ったイベントを実現できます。

また社内見学や体験型ワークショップ、レクリエーションなど、家族で楽しめる多彩なプログラムを用意することも重要です。子どもから大人まで幅広い年齢層が満足できる内容を盛り込むことで、参加者の満足度を高めることができます。

コミュニケーションの促進と安全面への配慮

ファミリーデーでは、社員と家族、そして社員同士のコミュニケーションを促進することが大切です。

グループワークやチームビルディングのプログラムを取り入れることで、自然とコミュニケーションが生まれます。

またイベント中の安全面にも十分配慮し、万が一の事故に備えることも忘れてはいけません。

株式会社DeNAの事例:過去最大規模のファミリーデーで社員の家族との絆を強化

株式会社DeNAは2018年8月に過去最大となる250家族、600人超の社員の家族を本社オフィスに招待し「DeNA Family Day」を開催しました。

DeNAでは男女ともに育児休暇取得実績があるため、パパ社員も一緒に楽しめるようお子さん向けのアトラクションや、DeNAのゲーム、AI、プログラミングを体験できるコーナーを用意しました。

また若手社員の職場訪問、健康経営優良法人ならではの体験型企画など、家族でDeNAの幅広い事業を体感できる内容が盛りだくさんでした。参加者からも大変好評で、家族ぐるみでの社内交流により、従業員の相互理解も深まったようです。

DeNAでは今後もファミリーデーをはじめ、家族と一緒に楽しめるイベントを年間を通じて計画しているとのことです。[1]

株式会社JTBの事例:ファミリーデーで社員と家族の絆を深め、サステナビリティ経営の理解を促進

株式会社JTBは2023年8月に「JTB ファミリーデー2023」を開催し、社員とその家族、合計275名が参加しました。

JTBではファミリーデーをサステナビリティ月間の一環として位置づけ、サステナビリティ経営の理解促進と、社員や家族との交流を深める機会としています。

当日は子供たちによる仕事体験やクイズ大会、リサイクルコーナーなどの全体イベントに加え、各拠点ごとの旅行関連プログラムや、協賛企業との連携イベントが行われました。参加した社員は家族に自分の仕事を紹介することでモチベーションが高まり、サステナビリティに関連したプログラムを通じて、社員や家族の意識向上にもつながりました。
JTBはファミリーデーを従業員エンゲージメントの向上につながる重要な施策と位置づけ、今後も活用していく方針とのことです。[2]

[1] 株式会社DeNA「過去最大、600人超が大集合!DeNA Family Day 2018フォトレポート」

[2] 株式会社JTB「ファミリーデーがもたらす効果とは?JTBが4年ぶりに実施したサステナビリティイベントを紹介」

ファミリーデーで社員と家族の絆を深め、企業の発展につなげよう

ファミリーデーは社員と家族の絆を深めるだけでなく、企業の発展にも大きく貢献します。社員の家族が会社に対して理解と信頼を深めることで、社員のモチベーションと帰属意識が高まり、仕事への好影響が期待できます。

また、ファミリーデーを通じて社員同士のコミュニケーションが活性化することで、部署間の連携が円滑になり、業務の効率化にもつながります。社員が家族との時間を大切にできる環境を整えることは、働き方改革の一環としても重要な取り組みといえるでしょう。

そんなファミリーデーを成功させるためには、綿密な企画と準備が不可欠です。

もしファミリーデーの企画・運営にお悩みの際は、ぜひイベント運営代行サービスを提供する弊社REIGETSUをご活用ください。REIGETSUでは、豊富な実績と専門知識を持つスタッフが、御社のニーズに合わせたファミリーデーの企画・運営をサポートいたします。


ライター 藤花しおん

金融、美容、旅行、グルメなど多分野で執筆。2016年からエンタメ系オウンドメディアに編集者として従事。

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